こんにちは。
アラフィフ主婦のとらこです。
紅葉を楽しめるシーズンになってきました。
ご縁があり、年に数回通っている石川県金沢市。
観光地として有名なだけあって いつ行っても素敵な景観を楽しめますが、秋の金沢は紅葉と相まって本当に素敵。
しっとりとした古都の雰囲気がより深く感じられます。
金沢の街は見どころがいっぱい。
何度訪れても飽きることが無くて、プラプラと気ままに歩き回ってます。
今回は金沢観光では王道スポットの兼六園と、兼六園から歩いて移動できる石川城公園と尾山神社の秋の様子を紹介します。
(写真は主に2020年の11月中旬に撮影したものです。)
兼六園を散策。雪吊りの美しさにうっとり。
兼六園
金沢観光の王道『兼六園』
兼六園は江戸時代の代表的な大名庭園。
日本三名園の1つに数えられてます。
金沢市の中心部にあり、金沢駅からは「兼六園シャトルバス」の他、観光ルートバスも多数あって行きやすい場所です。
入園料が必要(大人320円)ですが、実は開園前の早朝は無料で入園できます。
兼六園の広さは36,000坪(11.7ヘクタール)、広いです。
(ちなみに東京ドームは4.7ヘクタール)
ゆっくり周るなら時間も取りたいですね。
小川、池、苔むした灯篭…四季折々の風景が楽しめる贅沢なお庭。
これがお庭ってどんだけ~って叫んじゃいます。
園内にある噴水は日本最古の噴水だとか。
江戸時代にそんな技術があったとは!
大名の権力と財力に感服します。
兼六園と言えば冬の雪吊りの風景が有名ですね。
11月中旬に訪れた時にはもう雪吊りの縄が張られていました。
雪の重みから樹木を守るために張られる雪吊り。
雪の無い状態でも 造形美と言うか、張られた縄の美しさに見とれてしまいます。
紅葉の時期は夜間ライトアップをしていて、ライトに照らされた雪吊りはとても幻想的でした。
兼六園から金沢城公園へ
金沢城公園
金沢城公園は、私の記憶が確かなら、30年程前は金沢大学のキャンパスがあった所。
元々の金沢城は何度かの火事で焼失されていますが、その後復元された建造物や庭園がある広い公園になっています。
兼六園の観光案内所の前辺りからつながった石川橋を歩いていくとお迎えしてくれるのが石川門。
立派な石垣を見るたびに、どうやってこの大きな石を運んで積み上げたんだろうって昔の人の労力に思いを馳せてしまいます。
門から公園内に入ると広さにびっくり。
お城なのでお堀もあります。
奥の方、土橋門の辺りの紅葉も素敵で、大きなカメラを持ったプロのカメラマンと思われる人が和装のモデルさんを撮影してました。
玉泉院丸庭園という日本庭園。
大きな木が多いので秋晴れの日は本当に気持ちが良くて、何だか良い気が流れていそう。
深呼吸したくなります。
石川門から入ってほぼ反対側の奥の方に新しく鼠多門という門が令和2年に再現されています。
令和になってからも復元工事が続いてたんですね。
鼠多門から道を隔てた尾山神社には宮大工さん達が作ったという木製の橋、鼠多門橋が架かっています。
まだ新しいので木の香りがしました。
金沢城公園から尾山神社へ
尾山神社
金沢城公園の鼠多門橋を渡った先にある尾山神社。
加賀藩主だった前田利家公が祀られ、ステンドグラスのある神門は国指定重要文化財です。
屋根の上にあるのは日本最古の避雷針。
神社ですが境内に庭園があります。
庭園も素敵なんですが、境内にある彫刻のオブジェも目を楽しませてくれます。
中でも私が好きなのはハスの葉のオブジェ。
その下にあるベンチもかわいい。
ハスの茎と葉の上にはかわいいカエルが。
かわいらしさにほっこりします。
歩き疲れたらカフェで一服
尾山神社の神門から外に出た大通り沿いにパティシエ辻口博啓さんのカフェがあります。
オープンスタイルで入りやすいカジュアルな雰囲気。
甘いものだけでは無く、軽食代わりになるガレットもあるので歩いて小腹がすいた時には嬉しいです。
〒920-0919 金沢市南町6-12 国際ビジネス学院ビル1F TEL&FAX:076-234-3773
●営業時間/10:00~18:00(17:30 L.O.)
●定休日/不定休
この記事で紹介した徒歩ルートは下の地図のような感じです。
兼六園を歩いた分も含めてざっと半日かかりました。
兼六園も広いと思ったのですが、金沢城公園はもっと広かったです。
古都金沢にはひがし茶屋街や西茶屋街、武衛屋敷跡などの歴史スポットや、金沢21世紀美術館に代表されるアートスポットなど 見どころが沢山。
それに北陸ならではの美味しいものも豊富で 何度訪れてもまた行きたくなります。
この秋の旅行の候補地にいかがでしょうか?