こんにちは。
アラフィフ主婦のとらこです。
11月3週目に母娘で石川県へドライブ&温泉2泊3日の旅行へ行ってきました。
主な目的はカニと温泉です。
母である私は愛知県、娘は石川県と離れたところに住んでいますが、たまに一緒に旅行を楽しみます。
皆さま初めまして。
とらこの娘のとらこのこです。
社会人2年めで現在は石川県で一人暮らしをしています。
今回は母娘の旅行の様子をお伝えします。
旅行へ行ったら御朱印集めをしたいな。
最近買ったカメラで写真も撮りたい!
のんび~り温泉にもつかりたい。
旅行の楽しみと言えば食べること!一択しかない。
たまに写真も撮るよ。
何といっても親子ですから、一緒に旅行しても気が楽です。
離れて生活していても最近はアプリを使って一緒にプランが立てられるので便利ですね。
母娘おたがいの希望を遠慮なく盛り込んだプラン。
こんな旅行も良いわね、と軽い気持ちで読んで頂けたら嬉しいです。
離れて暮らす母娘の旅行プランはアプリを活用
母である私は愛知県、娘は石川県と離れたところに住んでいますし、仕事の都合で生活の時間帯も少しずれています。
そんな2人が一緒に旅行に行く時に活用しているのが『tabiori』というアプリ。
旅行プランを計画中は情報を共有でき、旅行中は立てたプランを旅のしおりとして利用できて、使い勝手が良くておすすめです。
【追記2022/09/22】:『tabiori』は2022年12月15日でサービス終了となります。
下の画像の左半分は『tabiori』で作った今回のプランです。
アプリ内では地名や店名をたっぷすると、行きたい場所の地図やお店のサイトに移れるように設定もできます。

こんな感じで事前にざっとプランを立てました。
1日目 金沢市内半日観光
御朱印巡り~徒歩での散策
1日目、金沢市内への到着がお昼過ぎなので、半日の市内観光です。
地図:①兼六園上駐車場 ②金沢神社 ③広阪神社 ④国立工芸館 ⑤石川護国神社 ⑥ホテルインターゲート金沢 ⑦武家屋敷跡 ⑧おでん高砂
目的地の金沢市内まで愛知県の自宅から途中休憩をはさみながら高速道路を使って車で約4時間。
お昼ごはんを途中のSAで済ませ、午後1時ごろに金沢市内で娘と合流。
まずは母の希望の御朱印巡り。
兼六園の駐車場(地図中①)に車を泊め、歩いて兼六園周辺の神社3つ、金沢神社(地図中②)石浦神社(地図中③)石川護国神社(地図中⑤)を巡りました。
各神社の御朱印などはこちらの記事で紹介してます。

次に向かったのは『国立工芸館』(地図中④)
2020年の10月に東京国立近代美術館工芸館が皇居のほとり北の丸から、工芸のまちである石川県金沢市に移転してきました。
国立工芸館の建物は、明治時代に建てられた旧陸軍の庁舎と旧陸軍金沢偕行社を、移築・整備して活用しているそうです。
レトロでかわいい建物は思わずカメラを向けたくなります。
この一帯は本他の森公園といわれ、石川県立美術館や石川県立伝統産業工芸館もある文化施設ゾーン。
散策するのにも気持ちの良いエリアです。

残念なことにこの日『国立工芸館』は休館日でした。
しかも定休日だったね。
ちゃんと調べなくてごめんね。
じゃ、代わりに石川県立美術館内にある『ル ミュゼ ドゥ アッシュ』でお茶をしようと行ってみると、1時間待ちと言われ断念。
『ル ミュゼ ドゥ アッシュ』は有名パティシエ辻口博啓さんのケーキが食べられるお店。
美術館の中にあり、窓側の席からは森が見られる落ち着いた雰囲気のカフェです。
2時間以上歩いてそろそろ疲れてきてたので、ここで1時間待つならホテルの部屋でダラダラしたいと意見が一致。
金沢市内で泊まったホテル
この日予約したホテル『ホテルインターゲート金沢』(地図中⑥)、チェックインは15時からOKなので早々とホテルに移動です。
チェックイン時間が早いのって地味に嬉しいね。
他にも嬉しいサービスがいっぱいだったので、とてもおすすめのホテルです。
こちらのホテルでの様子は別記事にしました。
興味のある方は読んでみて下さい。

長町武家屋敷跡
ホテルのラウンジでお茶を飲み、一休みしてからホテルから近い『長町武家屋敷跡エリア』(地図中⑦)を散策します。
昔ながらの土塀や石畳の小路が残り、豪壮な武家屋敷が立ち並んでいます。
ホテルで休憩中に外は雨が降ったのか、道路が濡れてしっとり落ち着いた雰囲気になってました。
夕暮れ時、人気のない武家屋敷跡。
タイムスリップでもしてしまったような感覚になります。

夜は予約したおでん屋さん『おでん高砂』(地図中⑧)へ。
この時期は香箱蟹という小さな蟹の身をほぐし、それをまた甲羅につめた『かに面』のおでんが食べられます。
これを目当てに金沢に行く人も多いと聞きます。
私もその一人です。
香箱蟹(こうばこがに)はズワイガニのメス。主な産地は石川県や富山県などの北陸地方。漁の期間が11月上旬から12月下旬までと短い。
予約時間の6時に行くと、店の前には10人ほどの行列ができてました。
その方々を差置き店内に入るとカウンター席に案内されました。
店内はカウンター席が12程度、小さなテーブル席が2つぐらいのこじんまりしたおでん屋さんです。
カニ面も事前に予約しておいたので ビールと他のおでんを注文。
注文するとその場でカウンターの中のお鍋の中で煮えているあつあつおでんをとってくれます。
壁にメニューが貼ってあるけど一切値段が書かれていなくて、内心ヒヤヒヤですが、先にお勘定をしている他のお客さんを見ていると、大体2人で1万円程度。
私達もやっぱり2人で1万円程でした。
過去に金沢で入った他のおでん屋さんでもそうだったんですが、注文した内容をメモして控えている訳でも無さそうで…謎のオーダーシステムです。
ところで、私達がおでんをほうばって幸せな気分に浸っている間、後から入ってくるのは予約したお客さんだけでした。
お店の前に並んでいる人達が店員によって呼ばれた場面を見ていません。
私達がお店を出る時にもやはり、行列のままでした。
あの人達…いつになったら入れるんだろうって心配になってしまいます。

2日目 紅葉スポットと温泉
近江町市場
2日目は金沢市から離れ、石川県加賀市にある山代温泉まで足をのばします。
地図:①近江町市場・②市姫神社・③『竹の家』・④那谷寺・⑤あやとりはし(山中温泉)・⑥山代温泉 『彩華の宿 多々見』
朝食後、ホテルをチェックアウト、車は駐車場に停めたまま、徒歩で近江町市場へ。

近江町市場、この時期はカニ祭りです。
牡蠣も美味しそうです。

その場で食べられるお店もありましたが、お昼ごはんに海鮮丼を予定していたのでグッと我慢です。
近江町市場から大きな道を一本隔てた場所にある近江市場の守護神『市姫神社』(地図中②)にお参りし、車に戻ります。
昼食
お昼ごはんは娘リクエストで、モリモリな海鮮丼が有名な『竹の家』さん(地図中③)へ車で移動。
開店時刻ちょっとすぎに到着すると、もう満席に近い状態。
幸い数分待っただけで席には案内されました。
私はカニののった海鮮丼を食べようと計画していたのですが、近江町市場で美味しそうな牡蠣を見てしまったため牡蠣が食べたくなり、「牡蠣酢定食」を選んでみました。
牡蠣酢、初めて食べました。
生牡蠣が薄めのお酢と出汁の中に浸されてました。

ここから車で1時間弱の移動で 紅葉の名所『那谷寺』へ。
紅葉スポット『那谷寺』
こちら『那谷寺』(地図中④)はもみじだけではなく、他の木の紅葉も見られて、苔の緑、岩肌の白、と色を楽しめる本当に美しい場所でした。
『那谷寺』は奈良時代に創建され1300年の歴史の由緒あるお寺。
中に入るのに拝観料が要りますが、それらは文化財や境内の維持管理、アジア各地での自動支援活動にも使われているそうです。
境内はゆっくり廻ったら1時間以上かかりそうな広さ。
隅々までとてもきれいに整備されて、どこをとっても美しく、時間を忘れてしまいそうです。
観光にいらっしゃっているややご年配のおじ様方のほとんどが、胸から大そう立派な写真機をぶら下げていらっしゃったのがうなずけます。
山中温泉
この日の最終目的地は『山代温泉』ですが、その前に『山中温泉』(地図中⑤)へ寄り道。
公共駐車場に車を停め、娘の行きたいカフェに行くと、まさかの臨時休業。
気を取り直してインスタスポット的なあやとり橋へ。
かなり高い場所に架かった橋で、高所恐怖症の私は橋の上で写真を撮ることはできず、渡ることだけに専念。
渡った先は河原の散策道に降りることができます。

こちらの川床でお茶ができるオープンカフェがあるそうなのですが、行った日はお休みでした。
ついてない…。
山中温泉は美味しいスイーツ店がたくさんあるから来たかったのに、この日は平日だからかお休みのお店が多かった…悲
でも、温泉街のアイスストリートで食べた温泉たまごソフトは美味しかったよ。
酒屋さんにあった酒粕ソフトも食べたかったなぁ。
山代温泉
2日目のお宿は山代温泉『彩華の宿 多々見』(地図中⑥)
山代温泉には 星野リゾート等有名高級ホテルも立ち並んでますが、庶民は宿泊費を見ただけでビビります。
それでもせっかくの温泉、少しは贅沢をしたいと思い、料理が自慢の温泉宿を予約しました。
こちらのお宿、元々は料亭だったというだけあって、お料理はとても美味しかったです。
食事は泊まる部屋とは別の個室でゆっくりいただけます。
露天風呂も貸切で利用できて、温泉も堪能しました。
が、建物、設備面は昭和時代を彷彿させる典型的な温泉旅館でした。
前日に泊まったホテルが最新の設備を備えたところだったので余計に感じてしまったのかもですが。
3日目 古民家カフェで昼食
朝一で宿の大浴場でもう一度温泉に浸かり、個室での朝食。
やはりお米がとっても美味しかったのですが、食べきれず残してしまいました。
こちらの美味しいご飯を残してしまった事は後々まで後悔の種になります。
おにぎりにして持って帰ってきたかったな。
下の写真は宿の部屋から見えた風景の一片。

にゃんこが日向ぼっこしているのを親子でぼーっと見守ってしばしのくつろぎの時。
何もしない時間も旅行の楽しみです。
残るプランは金沢市内にある古民家カフェで昼食、1時間かけて金沢市内に戻ります。
市内を突っ切り、少し高台になっている住宅街の中に御目当てのカフェが。
予約時間より早く着いてしまったので、近くにある小坂神社にお参りして少し時間をつぶします。
住宅街の、車も入れない小さな小径を歩いた先にある『お食事・barつばめ』さんでランチです。
ランチメニューがおひつ御飯の定食と牛重定食の2種類。
どちらもボリュームがありそうで、朝食もまだ消化しきれていない私は食べきれる自信が無くケーキだけにしました。
私は牛重定食を注文。
残さずペロリといただきました。
デザートに小さくカットしたりんご飴がついて美味しかったよ!
こちらのお店、入店後間もなく気が付くと満席になってました。
店内はレトロでかわいく女性好みな雰囲気で、若い主婦層のお客さんが多かったです。
訪れる時は予約必須ですね。
これで母娘の2泊3日の旅行は終わりです。
娘をアパートまで送り届け、母は1人愛知県の自宅まで楽しかった余韻を反芻しながら4時間のドライブです。
普段娘と離れて暮らすのは寂しいけど、こうして時々一緒の時間を楽しめるのは同性ならでは。
楽しく充実した3日間でした。