2022年の春のことですが、2泊3日で伊東温泉へ行ってきました。
中京圏のある年齢層の方なら大抵の人が知っている「伊東へ行くならハ、ト、ヤ〜♪」の伊東温泉です。
その頃は夫と私2人して腰痛に悩まされていて、療養目的で温泉地へ行くことにしたのです。
どうして今頃(今は8月)この春のことを?と言いますと、伊東がなかなか良い場所だったので私自身がもう一度行きたいなぁと思い返すことが多くて。
静岡県はお茶のイメージが強いんだけど、和菓子の美味しいお店も多いよ♪
どこか良い旅行先無いかなと探している人の参考になれば嬉しいと思い、振り返って記事にしました。
伊東温泉 基本情報
伊東は熱海と並んで国際観光温泉文化都市に指定されている伊豆半島にある温泉地。
湧出量が全国第3位と、湯量の多い温泉です。
温泉街でのんびりするのも良いけど、せっかくなので周辺の観光もしたい。
電車で行くか、車で行くか直前まで悩みましたが、車で行くことに。
車で行くと俄然行動範囲が広がりますね。
2日目は足をのばして城ヶ崎海岸まで行ってきました。
地図中①ホテル伊藤パウエル ②大室山 ③城ヶ崎海岸
それでは、2泊3日伊東温泉の旅を1日目から順に振り返っていきます。
1日目 伊東までドライブ
寄り道:静岡県にしかないファミレス「さわやか」
愛知県民が静岡まで出かけると…「さわやか」によらなきゃって思っちゃうんですよね。
「さわやか」は静岡県にしか無いファミレスチェーン店。
ゲンコツハンバーグという名の大きな炭火焼ハンバーグが有名で、いつ行っても1時間以上の待ち時間がある超人気店。
沼津インターで降り、さわやか沼津学園通り店で受付をすると、やはり1時間待ち。
休息を兼ねて車の中で1時間待機します。
高速に乗って時間短縮したのにここで待つ1時間って?と、疑問もあるのですが…。
ホテルパウエル伊東
伊東市内にはホテルのチェックイン時間丁度くらいに到着です。
この日の宿はホテル伊東パウエル。
有名な温泉宿や高級リゾートホテルの多い伊東温泉ですが、伊東パウエルはリーズナブルでコスパの良いホテルです。
温泉に浸かってゆっくり過ごすことが目的なので、ホテルは夕飯付きのプランです。
夕飯は目の前で焼いてくれるアワビの踊り焼きやキンメダイの煮つけ、伊東の郷土料理も楽しめました。
朝食はビュッフェスタイル。海の近くなので干物が美味しい!
ホテル自体は昭和感の残る設備ですが、オーシャンビューの客室。
それに海の見える露天風呂!
お湯がたっぷりで、身体を沈めると浴槽からお湯が外へあふれ出します。
なんか贅沢。
温泉のお湯が身体にしみわたります。
翌日には2人とも腰痛が和らいでいることに気がつきます。
恐るべし温泉の威力!
2日目 伊東観光
大室山・さくらの里
翌日は少し足を伸ばして大室山へ。
大室山の麓にはさくらの里という桜の名所100選にも選ばれている公園があります。
40種類1500本ものいろいろな種類の桜があるので、9月から5月までの長い期間、季節ごとに違った桜の花が鑑賞できます。
大室山は約4000年前に噴火してできた山で、きれいな巨大プリンの形をしています。
この地形を保つために毎年「山焼き」をし、徒歩での登山も禁止されていて、山頂へはリフトで移動。
富士山をはじめ南アルプス、伊豆七島、房総半島まで見渡すことができる360度の大パノラマ。
山頂には大きな噴火口跡があって、約1㎞のお鉢めぐりができます。
たしかに眺望が良くて気持ち良かったけど、とにかく風が強い!
木が無いし風を遮るものも無く、高所恐怖症の私には怖かったです。
お昼ご飯
お昼は「更科伊豆高原」というお蕎麦屋さんへ。
リゾート地というか、別荘地のような雰囲気で緑が多い中にあって素敵な店構えでした。
昔からあって、地元の人に愛され続けてきたんだろうなって感じ。
お水が綺麗なところはお蕎麦が美味しいって言いますよね。
城ヶ崎海岸
午後に行ったのは城ヶ崎海岸。
こちらも大室山が噴火した時にできた海岸だそうです。
ゴツゴツした岩に波があたって砕ける様子は圧巻でした。
落ちたら終わりだなって…。
こちらの断崖絶壁はドラマのロケでも使われるとか…お決まりの犯人が追いつめられる崖ですね。
う~ん、これは追いつめられたら逃げられないなって、真剣に思いました。(なぜか犯人側の目線)
和菓子屋さんやお土産物屋さんに寄りながら一旦ホテルへ帰ります。
この日のホテルは素泊まりにして、駅前商店街の居酒屋さんでご当地グルメを楽しむため、車をホテルに置いて徒歩で移動しました。
夕飯
伊東駅前の商店街をふらふら歩き、ソフトクリームが美味しいという「スィートハウスわかば」へ。
この後すぐ夕飯なのに。
ソフトクリームも美味しいけど、私がオーダーしたパフェにかかっていたイチゴソースが絶品。
お店のオリジナルだそうです。
個人的には伊東に行ったら絶対寄りたいお店NO1です。
伊東へ行ったことのある人から、「行くのなら絶対食べてみて」と言われていた「うずわ」を食べるために「伊東鮮魚商 まるたか」へ。
「うずわ」はソウダガツオという魚で、鮮度が落ちやすいため地元でしか食べられないそうです。
他にも聞いたことのない名前のご当地魚メニューがあって、地元愛あふれる居酒屋さんでした。
3日目 伊豆半島ドライブ
3日目は伊豆半島をぐるっと周りながら帰ることにします。
この日寄ったメインの場所を地図中に記しました。
地図中①ル・フィヤージュ ②堂ヶ島公園 ③海産亭
朝食
ホテルを早めにチェックアウトし、「ル フィヤージュ」というパン屋さんへ。
早めに行って正解。
私達が買い物をして店の外に出ると、もう行列ができてました。
近所にあったら絶対通っちゃうだろう私の好きなハード系やデニッシュ系が多くて、テンションが上がります。
道に迷ったけど、たどり着けて良かった。
堂ヶ島
堂ヶ島は西伊豆の観光スポット、中でも有名なのは「天窓洞」。
海から続く洞窟の天井部分が開いていて、そこから太陽の光が海水に差し込み、青く光るので「青の洞窟」とも言われます。
遊覧船で洞窟の中に入れるというので行ってみました。
洞窟まで行く途中も形の面白い岩を見たり、崖の断面の美しい地層を眺められたり、船ならではの視点です。
幻想的な洞窟の中は上手く写真に撮れませんでしたが、きれいでしたよ。
お昼ご飯
お昼は海産亭、着いたのは午後3時5分前。
ここに着くまでにご飯を食べられそうな所に何カ所か寄ったのに、ことごとく休業してたり、ランチタイム終了でご飯ものが無かったりで…最後のチャンスでした。
こちらもランチタイムの営業時間が3時までと、ぎりぎりに駆け込んだのに、快く受け入れてもらえて助かりました。
それに、美味しい!
お魚も美味しかったけど、付け合わせの小鉢の塩辛が美味しい!
正直塩辛はそんなに好きではないのだけど、お店の売店で買って帰ったくらいに美味しかったです。
伊東温泉 ドライブ旅行まとめ
名前は知っていたのに実際どこにあるのか調べてみるまで分からなかった伊東温泉。
伊東温泉は静岡県にあって、私の住む愛知県からはすぐお隣の県なのに、県境3つぐらい超えたんじゃない?って思うぐらい遠く感じました。
静岡県って東西に長いのね。
当初は電車で行くことも考えてプランを立ててましたが、車で行って正解だったな、と思います。
伊豆半島には観光スポットが点在しているけど、電車や徒歩で巡るのは厳しそう。
伊東温泉の現地で食べたもの、お土産に買ってきた「ぐり茶」や「和菓子」も美味しいものばかりでした。
それに、さすが有名温泉地。
この旅行の後、腰痛がすっかり良くなっていたんです。
あぁ、やっぱりもう一度行きたいな!