今回は夫と2人、愛知県から長野県松本市へドライブ旅行へ行ってきました。
数年前 出雲観光へ行ったときに泊った共立リゾート「お宿 月夜のうさぎ」というホテルが好印象だったので、共立グループのホテルで探してみたところ、松本駅の近くに見つけたのが「あづみの湯 御宿 野乃 松本」です。
朝食が美味しいし、ホテル内もきれいで居心地が良くて、ビジネスホテルよりワンランク上なのにコスパが良い!
一度泊まるとまた泊まりたいって思うよ。
この記事は極々小市民な経済感覚の筆者が「あづみの湯 御宿 野乃 松本」に一泊した宿泊記です。
これから長野県でホテルを探す人の参考になれば嬉しいです。
あづみの温泉 御宿 野乃 松本の基本情報
「御宿 野乃」は(株)共立メンテナンスが運営するビジネスホテルチェーン「ドーミーイン」の和風テイストのブランドです。
靴を脱いで寛ぐ「畳」文化をはじめ日本文化を体感できることをコンセプトにしていて、外国からのお客様にも人気。
ビュッフェ形式の朝食や、夜食として提供される「夜鳴きそば」が人気で、訪れる地域にあったら泊まりたいという人も多いと思います。
あづみの湯 御宿 野乃 松本 アクセス
〒390-0815 長野県松本市深志1丁目5-17
電車:JR松本駅お城口より徒歩5分
自動車:長野自動車道 松本ICより約15分
あづみの湯 御宿 野乃 松本 駐車場
ホテルの横に機械式立体駐車場が26台分あります(1台1,200円/1泊)
ホテル前の道路は広く、周辺にはコインパーキングが何ヶ所かありました。
チェックイン後に車で出かけたい人は、コインパーキングに停めた方が出し入れがしやすそうです。
あづみの湯 御宿 野乃 松本に泊まってきました
チェックイン
エントランスから中に入ると直ぐに広い畳敷きのロビーが目に入ります。
靴は脱いで鍵付きの下駄箱にしまいます。
スリッパはとくに用意されていなくて、希望者はフロントで使い捨てのスリッパをもらえます。
館内は廊下もエレベーターの中も畳敷きでした。
日本人には畳で落ち着くDNAが組み込まれているんでしょうか。
心地よいです。
チェックインの流れはスムーズで、スタッフの方々は皆さん対応が丁寧、自然な笑顔で接してくれるので安心感があります。
部屋の鍵はカードキーで、宿泊者数分の2枚受け取りました。
エレベーターに乗る時は、カードキーをかざしてから部屋のナンバーを押します。
こういうセキュリティ、安心ですよね。
あづみの湯 御宿 野乃 松本の館内ではチェックイン時に教えてもらえるパスワードでWi-Fiが使えます。
部屋の様子
館内は細部に至るまで落ち着いたモダン和風で統一されています。
お部屋の中も和風を意識したデザインで、居心地が良いです。
入ってすぐにオープンタイプのクローゼットがあり、ハンガーに作務衣タイプの館内着が吊るされていました。
部屋の窓にはカーテンではなく障子。
障子からさす薄明かりは風情があって素敵です。
部屋の中はベッド脇に照明のスイッチ類があるなど、利便性が考えられたレイアウトで、快適に過ごせました。

今回泊まったダブルルームは、7階だったため、窓からは遠方に北アルプスが見えました。
「あ~、長野に来た~。」って実感します。

手前は松本の街、駅が近いのでビルなんかも多いです。
部屋の中、手前にオープンな洗面スペースがあり、ドライヤーとハンドソープが置いてありました。

洗面台下の引き出しにコップ、歯ブラシやブラシなどのアメニティ類が収納されていました。
棚の中は小さな冷蔵庫で、ペットボトルのお水とマンゴープリンがサービスで入っていました。
もう一つの棚の扉を開くと、陶製のカップと粉末のお茶のスティック(緑茶2種類)とドリップタイプのコーヒーのパック。
電気ケトルもありました。
でも、1階にウェルカムドリンクコーナーがあり、コーヒーやソフトドリンク類をセルフでもらえるので、部屋の電気ケトルの出番はなかったです。

ベッドの足元側に小さなデスクとテレビ、その横に加湿器にもなる空気清浄機。
温泉に持っていくためのバスタオルとボディタオル、濡れた布類を入れるためのビニール袋が手提げのかごに入ってます。
このボディタオルが、普通のタオルより少し幅が狭く、身体を洗いやすい厚みとサイズでした。
ちょっとした気遣いが嬉しいです。
10階に温泉の大浴場があったので、部屋のシャワールームは使わなかったのですが、シャンプー・コンディショナー・ボディソープはPOLAのものでした。
大浴場にも同じものが置いてあり、大浴場には他にもクレンジング、化粧水や乳液も揃っていて、やはりPOLAのものです。
荷物が多くなる旅行時に、スキンケア用品を持っていかなくてもよいのはホント助かりますね。
大浴場(温泉)
あづみの湯 御宿 野乃 松本の最上階10階にある大浴場は美肌効果・疲労回復といった効能があるアルカリ性単純温泉です。
ちょっと熱めの、透明でさらさらしたお湯でした。
浴槽自体は10人も入ればいっぱいって程度の広さですが、私が入った時は他に2人しかいなく、のびのびとお湯に浸かれました。
小さな露天風呂もありましたが、周りは壁で囲まれていて…女性用のお風呂としての配慮なのでしょうが、いつも残念に思います。
私は苦手で入らないのですが、サウナもありましたよ。
お風呂上りには小さなアイス(朝の時間帯は乳酸菌飲料)のサービス。
温泉でぽかぽかに温まった後のアイスって嬉しいんですよね~。
同じフロアには漫画コーナーもあって、待ち合わせのスペースとして利用されている方もいらっしゃいました。
余談ですが、女性用の大浴場に入るのには入口でパスワードを入力する必要があります。
これも女性への配慮なんだろうけど…
うっかりパスワードを忘れてしまって入口でうろたえたよ。
ちょっと怪しい人になってしまった。
あづみの湯 御宿 野乃 松本 の食事
あづみの湯 御宿 野乃 松本に私達が宿泊した時期には夕食付きのプランはありませんでした。
ですが、松本駅に徒歩5分という近さだけあって、周辺に飲食店は多く、コンビニやスーパーも歩いて行ける距離にあり、夕食に困ることはないです。
それに、21:30から提供される名物「夜鳴きそば」は「所詮サービスのラーメンだし…」と想像する以上の量です。意外にも。
「御宿 野乃」を良く利用する人は「夜鳴きそば」分の胃のスペースを考えて夕食を食べるとか。(笑)

朝食はビュッフェスタイルで、和洋そろっていて品数は多いです。

信州そばや、信州サーモンのちらし寿司の他、長野県の郷土料理も楽しめますし、デザートも数種類。
上の写真は私が選んできたメニューですが、頑張って抑えたつもりがこのボリュームです。まだまだ食べたいものあったんですが、信州サーモンチラシはもっと大盛にしたかったのですが、頑張って欲望を抑えたつもり…。
個人的に嬉しかったのはカットメロンです。
しかも、皮に網目模様が入ってました!
朝からメロンって贅沢じゃないですか?(ひとりでテンション上がってました。)
この朝食だけで長野県の豊かな土地の恩恵を受けた気がします!
あづみの温泉 御宿 野乃 松本宿泊記まとめ
今回は夫と2人、蒸し暑い名古屋の街中から束の間の涼を求めて長野県松本市へ行ってきました。
それほど贅沢をするつもりもなく、日常の延長の気分転換です。
涼しいところでのんびりするのが目的なので、ホテルを「あづみの湯 御宿 野乃 松本」に決めたのは大正解でした。
それぞれ好きな時間に大浴場へ行ったり、部屋でテレビを見ながら寛いだり。
チェックアウトの時間が12時という点ものんびり派には嬉しいです。
後で2人で今回の旅行を振り返った時に、真っ先に出た言葉が「ホテルの夜鳴きそば、美味しかったね~」でした。
他にも色々食べたはずなのに!
シンプルなしょうゆベースのスープのラーメンですが、夜食として食べる背徳感と、なにより「無料」というお得感。
お得感にはめっぽう弱い小市民です。
やっぱり、「御宿 野乃」はじめドーミーインのホテルは「夜鳴きそば」食べたさに、訪れる地域にあったら泊りたいと思ってしまいますね。