本好きにとってブックホテルってと~っても気になる場所ですよね?
図書館に泊まれるイメージ、考えただけでワクワクします。
ランプライトブックスホテル名古屋は 自宅からは電車で1時間もかからない場所なんだけど、小旅行気分で泊まりに行ってきたよ。
泊まったのは平日、主婦がひとりでいつもの旅行とはちょっと違う非日常を味わってきました。
本好きでちょっとした気分転換をしたい人、名古屋近辺で静かに過ごせるホテルを探している人、ブックホテルという選択肢もありですよ!
ランプライトブックスホテル名古屋 基本情報
ランプライトブックスホテルのコンセプト
ランプライトブックスホテルのコンセプトは「本の世界を旅するホテル。」
リアルな世界の旅も楽しいけど、本の世界を旅するために泊まるホテルで夜通し本の世界に没頭できるなんて、夢のような時間です。
1階の本屋さんに並んでいるのは「旅」と「ミステリー」をテーマに約3,000冊の書籍。
ホテルの宿泊者はその中から自分の読みたい本を、本が快適に読めることを第一に考えられた客室で読むこともできます。
アクセス
住所:愛知県名古屋市中区錦一丁目13-18
行き方:地下鉄東山線・鶴舞線「伏見駅」下車10番出口より徒歩3分
駐車場:無し
ランプライトブックスホテル名古屋の最寄りの「伏見駅」は、名古屋の繁華街がある「栄」からは地下鉄1駅で歩いて15分くらい。
地下鉄の乗り換えが面倒な私は地下鉄1駅分なら歩いちゃうよ。
ランプライトブックスホテル名古屋に泊まってきました
チェックイン

チェックインは午後3時から。
3時少し過ぎにホテルに入ると先客が3名、フロントで一度に対応できるのは2名までなので少し待ちましたが、入ってすぐにある本棚を眺めていれば待ち時間も気になりません。
1Fから客室までのエレベーターはキーカードをかざさないと動かないシステム。
はじめはキーカードをかざした後に「点滅しているボタンを押さないと作動しない」ってことに気がつかなくて、しばらく来ないエレベーターを待ってました。
部屋の様子:モデレートシングル
泊まったのはモデレートシングルでベランダのある部屋です。

キレイで品の良いビジネスホテルのような部屋。
荷物の置けるスペースがあったり、服をかけておけるスペースもあったりと、細かな配慮がされています。
TVが壁掛けで、机が横に長く作業スペースが広い!
部屋では無料Wi-Fiが使えるし、こんなところでリモートワークとか憧れますね。
ひじ掛けのある1人掛けの椅子にはクッションが置かれていて座り心地が良く、オットマンに足を投げ出してゆっくり読書できます。
隣の机には読書灯があるし、コーヒーを置くのに丁度良い高さ。
静かな空間でコーヒーの香りに包まれて、手には好きな本。優雅な気持ちになります。
1階の本屋さんにある本は2冊まで借りられ、部屋にディスプレイされた2冊の本と合わせたら4冊の本を読めます。

ベッドの頭部分に照明のスイッチがありました。
布団に入ったまま部屋の電気が消せるのは、ベッドで本を読みたい私には便利でした。
ベッドの横のキャビネット(中に冷蔵庫)が広めで上に本を置いたり、おやつを置いたりするのに丁度良い感じ。
こちらにも読書灯と目覚まし時計がさりげなく置いてあります。
ベランダに出てみると、フェンスが下までガラス張りで足元が丸見え。部屋は8Fだったので高所恐怖症の私は足がすくみ、外に出られませんでした。
ホテルの前が公園なのでビルの手前に緑が見え、窓を開けると周囲の音が聞こえてきますが、閉めてしまえば静かです。

窓には薄めと厚めのロールスクリーンが二重にかかってます。
朝起きた時に薄いロールスクリーンだけにしておいたら、朝日が差し込んできてけっこうなまぶしさで、もう1枚のロールスクリーンを上の方だけ下げて使いました。
アメニティ
アメニティ類は一通り揃っています。
部屋には電気ケトル、アイスペール、マグカップとインスタントの煎茶1包、衣類用の消臭剤、使い捨てタイプのスリッパが置いてありました。
加湿器付の空気清浄機もあったので、乾燥が気になる人も安心。
パジャマは長いシャツタイプで、身長163㎝の私でもひざ下くらいまであり、生地は厚めの着心地は良かったです。
洗面所にはドライヤーがあり、歯ブラシやカミソリ・綿棒などは必要なものだけフロントでもらいます。

洗面台の横に置いてあったのはPOLAのフェイス&ハンドソープ&シェイビングのボトル。
シャワールームにはシャンプー・コンディショナー・ボディソープ。こちらはLAMP LIGHT BOOKS HOTELのロゴのついたボトルに入っていました。
ランプライトブックスホテル名古屋の食事
朝食はミニサイズのハンバーガー
ランプライトブックスホテル名古屋の朝食付きプランに付く朝食は、1Fのカフェで提供されるミニサイズのハンバーガー2種類と飲み物。
宿泊客はお部屋に持ち込んでもOKです。
直径6㎝ほどの小さなハンバーガー、少し物足りないかなぁ…と思っていたのですが、具がしっかりしていて思っていたよりボリュームがありました。
ちなみに何種類かあるメニューから私が選んだのは、エビ・トマト・アボガドとクリームチーズ&あんこ。
クリームチーズとあんこがこんなに合うなんて!
美味しかったです。

夕食付プランは無い
ランプライトブックスホテル名古屋には夕食付のプランは無いです。
1Fのカフェで提供しているのは軽食のみなので、ガッツリ食べたい人は外で食べた方が良いです。
コンビニでOKな私はホテル玄関から出て直ぐのローソンでお買い物。
ローソンを通り越したところに居酒屋さんが2件ありましたし、ローソンを背中に反対方向へ歩いて行けばすぐににぎやかな通りに出ます。
ホテルから徒歩圏内に飲食店はたくさんあるので困ることは無いと思います。
ランプライトブックスホテル名古屋で一泊した感想
ライトブックスホテル名古屋に一泊した感想を一言でいうと、
一泊では足りない!
快適に本を読める空間で、1人で読書に没頭できる贅沢。
時間を気にしないでこの贅沢を味わうのには一泊では物足りなく感じました。
夜だけじゃなく、昼間もこの時間を楽しみたい!
私が1泊で読めた本は2冊で、1冊は軽く読める絵本系。しっかり「読んだ~!」っと満足感を味わえたのは1冊でした。
読み応えのあった方の1冊は「ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと」奥野克己著
私達の当たり前の価値観が通じない世界が同じ地球の上にあるって知るだけでも心が豊かになる気がします。
ランプライトブックスホテル名古屋のHP内でスタッフの方がおすすめしていたのでぜひ読みたいと思っていた1冊です。
軽く読んだ方は「ほんやのねこ」ヒグチユウコ著。
猫好きじゃなくても好きな人はめっちゃハマるヒグチユウコさんの独特の世界感。
ちなみに私はハマる方で、滞在中に3回も読み返しました。
とにかくイラストがかわいい!大好きです。
1Fの本屋には気になる本がまだまだあります。
次回チャンスがあれば長編ミステリー小説を手に、連泊したいです。