こんにちは。
アラフィフ主婦のとらこです。
今年になって御朱印帳を手にしてから神社が気になるようになりました。
金沢市は古い街並みが多く残っていて風情溢れる観光地、神社も多いので御朱印巡りを趣味とする人にも嬉しい街です。
私は御朱印デビューは2021年になってからと遅め。
熱心に取り組んでいる訳でも無いのですが、集めてみると楽しいものですね!
この記事では私が数回に渡って金沢市を訪れた折に参拝した神社と御朱印を紹介します。
兼六園・金沢城付近、観光ついでにお参りできる神社の場所
地図上の番号はそれぞれ神社の場所です。
①尾山神社・②尾崎神社・③金沢神社・④石浦神社・⑤石川護国神社・⑥市姫神社・⑦小坂神社
⑦の神社以外は金沢観光のメインスポットに近く、訪れやすい場所です。
①尾山神社
御祭神 前田利家公 正室松子命
前田利家公亡き後、神霊は卯辰山麓の卯辰八幡宮に祀られていたが、明治6年(1873年)金沢城の出城跡地に御社殿を新築遷座、尾山神社と改称。
境内に日本庭園があり、正面に神社には珍しくステンドグラスがあるハイカラな神門がある。
こちらの御朱印は右下に月ごとに違う判子を押してくれます。
上の写真では左は6月、右は9月の判子。
何度も訪れて12か月違う御朱印を揃えたくなってしまいます。
尾山神社を秋に訪れた時の様子を下の記事の中でも紹介しています。
良かったら合わせて読んでみて下さい。
②尾崎神社
御祭神 天照大御神・大国主大神・東照大神(徳川家康公)・前田利常公(加賀藩三代藩主)
寛永20年(1643年)金沢城内に創建、明治9年(1876年)現在地に移築された。北陸地方唯一の江戸初期、日光廟式の社殿。国の重要文化財に指定されている。
建物の朱塗りが年季を感じる風合いになっていて、その昔に想いを馳せたくなります。
狛犬さんがコロンとしたフォルムでかわいかったです。
御朱印は社務所の玄関に『インターホンで呼び出してください』と貼り紙がありました。
忙しかったら申し訳ないと思いながらインターホン越しにお願い。
受付窓で御朱印帳を渡すと、その場ではなく建物の奥の部屋に入って中で書いて下さいました。
③金沢神社
御祭神 菅原道真公・白蛇龍神・白阿紫稲荷大明神・前田斉広公(加賀藩12代藩主)・前田斉泰公(加賀藩13代藩主)
江戸後期に創建、明治以前は城下の婦子だけが春秋の例祭のみ参拝を許され、一般人が自由に参拝できるようになったのは兼六園の一般公開が始まってから。
兼六園に隣接しているだけあって、お殿様のお庭の一部だったんですね。
加賀百万石前田家の勢力を感じます。
開運を祈念した金箔があしらわれていて、雅な金沢っぽい御朱印です。
右上の判子は前田家の御紋、剣梅鉢。かわいらしいアクセントになってます。
丸印は金沢霊澤に住む龍神様と神社にお祀りされている龍神様の2体の龍、角印は兼六園の鎮守であることを表しています。
御朱印に押されている判子の1つ1つに意味があるんですね。
こういうことを知るのも御朱印集めの楽しみです。
④石浦神社
御祭神 大国主大神・大山作大神・菊理媛大神・天照皇大神・天兒屋根大神・市杵島姫大神・誉田別大神
古墳時代に越乃國三輪神社として下石浦村(現・長町)に社祠を立てたのが由緒。
その後移築・編入・再建等があったが、金沢城地の産土神、城の鎮守神として歴代藩主から厚く崇敬されてました。
明治になって現在地に移転。
訪れたのがちょうど秋詣の期間だったので、季節限定の御朱印を選んでみました。
3種類ある御朱印は書き置きで、きまちゃんというキャラクターのクリアファイルに入ってました。
『物事が良い方向に決まるきまちゃん』です。
御朱印もクリアファイルも水玉模様、社務所には水玉のかわいらしいお守りがありました。
インスタ映えする神社としても人気があるそうです。
⑤石川護国神社
明治元年の戊辰の役において加賀藩の108名の戦没者の御霊を卯辰山に招魂社を造営して祀ったのが創まり。
以来、西南ノ役、日清日露戦争、日中戦争、大東亜戦争までの英霊を祀ってある。
昭和10年に現在地に遷座、14年に石川護国神社と改称された。
他の神社とは少し趣が違って現代的というか、少し物々しさを感じました。
社務所に並んでいるお守りの中には自衛官御守が並んでいたのが印象的です。
御朱印の右の松の判子は、境内にある『願掛けの五葉松』。
⑥市姫神社
御祭神 大市比売命 蛭子神 大己貴神
近江町市場の道向かいにある小さな神社。
近江町市場の氏神様で、商売繁盛のご利益があります。
地元民と見られる方が熱心にお参りしていらっしゃいました。
社務所の案内がありましたが、のぞいてみた先は民家のようでインターホンを押す勇気も無く、お参りだけして帰ってきました。
⑦小坂神社
御祭神 天兒屋根命 武甕槌神 比咩大神 經津主神 饒速日命
養老元年(720)創建。その後焼失したが寛永13年(1636年)加賀藩主前田家に依り再興された。
市内から少し離れた小高い住宅地の中にひっそりとあります。
金沢五社の一つ。
金沢五社 (安江八幡宮・神明宮・椿原天満宮・宇多須神社・小坂神社)と言うのがあることを初めて知りました。
調べてみたら金沢五社は城下町をぐるりと囲むようにあります。
観光ついでに歩いて、というのは難しそうですが、機会が有れば『金沢五社巡り』も良いですね。
地図中の番号:①安江八幡宮・②神明宮・③椿原天満宮・④宇多須神社・⑤小坂神社
小坂神社は階段を上る度に森が深くなり、神聖な気を感じます。
御朱印は事前に連絡が必要なようで、それを知らず訪れた日は宮司さんもお留守で、御朱印はいただけませんでした。
遊び心のあるお茶目な宮司さんなのかも。