片付け

いつまで飾る?五月人形・節句飾りの処分方法

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こんにちは。

アラフィフ主婦のとらこです。

今から24年前、我が家に長男が産まれた時は 夫の両親も私の両親もそれはそれは喜びました。

夫の両親にとっては初孫で、私の両親にとっては一人娘の産んだ孫です。

初節句には私の実家から節句飾りが贈られました。

当時私達は小さなアパートに暮らしていたのでコンパクトな兜飾りです。

夫の実家では夫の子どもの時に飾られていた立派な兜飾り(子どもが着用できるサイズ!)を床の間に飾り、庭には鯉のぼりを飾ってのお祝い。

今思うと大騒ぎでしたね。

それが最近では住宅事情もあるのでしょうが、鯉のぼりを飾る家をあまり見かけなくなりました。

家に小さな子どもがいる事を知られないようにする為に、あえて飾らないのだと聞いた事があります。

世知辛い世の中になったものですね。

とらこ

息子も成人したし、お祝いもしない。

節句飾りを出す事も無くなったからもう片付けちゃっても良いのかな。

とらきち

息子の子どもが産まれた時に飾ってお祝いすれば良いんじゃないの?

何ならそのまま孫に譲るってのはどう?

出来たら収納場所をとる節句飾りを片付けたいのですが、処分方法が分からずそのままになっていました。

今年こそは片付けよう!と調べた処分方法を紹介します。

五月人形・節句飾りに込められた願いとは

五月人形・節句飾りに込められた願い

兜や鎧、弓などは武士にとっては身を守る大事な装備。

兜飾り鎧飾り災いから「わが子を守ってくれるように」という願いが込められています。

桃太郎や金太郎など武者人形は子どもに降りかかる災厄を避けるため、身代わりになってくれる人形(ひとがた)としてお守りの意味もあります。

勇壮で力強い男になって欲しいとの願いも。

鯉のぼりは鯉が滝を昇って龍になるという言い伝えから立身出世の象徴です。

また、鯉のぼりと同様に飾られる武者絵旗は男の子の誕生を天の神に伝え、一家の繁栄を願うものです。

五月人形・節句飾りはいつまで飾るのか

昔は元服まで飾られていました。

元服は武士の子が大人になる儀式で11~16歳で行われていましたが、現在なら成人式にあたります。

子どもが自立して家を出るか、成人式を迎えるまで飾るご家庭が多いようです。

鯉のぼり

五月人形・節句飾りが役目を終える時

五月人形の目的は子どもの健やかな成長を祈るもので、本来一人一人に用意するもの。

子どもが無事に成長した時点で役目を終えます。

子どものお守り代わりなので他人に譲ったり、お下がりとして代々受け継ぐのはよく無いとされてます。

ただし、親の節句飾りと子どもの節句飾りを一緒に飾ってお祝いする事は問題ありません。

お家の事情が許すのであれば愛着のある五月人形・節句飾りを大切に飾り続けるのも良いですね。

そうでない役目を終えた五月人形・節句飾りは、これまで厄をよけてくれてありがとうと感謝の気持ちでお別れをします。

五月人形・節句飾りの処分方法

役目を終えた節句飾り・五月人形の収納場所に困り、処分を考えているご家庭は多いと思います。

処分方法を紹介します。

人形供養に出す

神社やお寺で読経・お焚き上げをして供養してもらいます。

人形供養を行っている神社やお寺に持参か、宅配便で受け付けてくれる所もあります。

最近は葬儀会社で人形供養を行っている所もあります。

リサイクルする

五月人形・節句飾りの本来の意味が気にならない方は 知人・友人に譲ったり、リサイクルショップで買取ってもらいます。

日本独特の工芸品ですし、飾りとしても美しいので外国の方に需要があると聞きます。

寄付をする

児童福祉施設など子ども達のために五月人形・節句飾りを必要としているところもあります。

また、海外の子ども達へ日本の人形を贈る支援を行っている団体もあるのでそういったところに寄付をします。誰かが喜んでくれると思うと嬉しいですね。

自分でゴミとして処分する

五月人形・節句飾りは可燃ごみ・不燃ごみに分別してごみとして処分できます。

処分する前には塩でお清めをして供養します。

処分したい五月人形・節句飾りを白い紙か布の上に置き、塩を振りかけてお清めします。白い紙か布でゆるく包み最低でも1日以上そのままの状態で置いて供養します。

その後処分しますが、他のごみとは混ぜないように処分したい人形だけで袋に入れるようにしましょう。

端午の節句のイメージ
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五月人形・節句飾りの処分方法 まとめ

五月人形・節句飾りの目的は子どもの健やかな成長を祈るもので、子どもが成人したら役目は終わり。感謝してお別れしましょう。

ー処分方法はー

人形供養に出す

リサイクルする

寄付をする

自分でごみとして処分する

おひなさまアイキャッチ
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最後までお読みいただきありがとうございました。

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