我が家の押し入れの一角にはもう飾らなくなった兜飾りがしまってあります。息子達が成人し、子どもの日だからってお祝いする事も、兜を飾る事も無くなりました。
そこで 今年こそは と意を決して兜飾りを処分する事にしました。
節句飾りの処分に困っている方は参考にして下さい。
兜飾りを自分で処分する方法
兜飾りを処分しようと思った理由
息子の初節句に実家から贈られた兜飾りですが、息子も成長し飾らなくなって5年は経っています。処分のタイミングも分からなかったし、孫ができた時に譲ることも頭の隅にあってずっと放置してました。
調べてみると五月人形・雛人形などの節句飾りは贈られた子どものお守り替わりなので お下がりとして代々引き継ぐのは良く無いようです。役目を終えた時点で供養して処分するのが良いらしい。
息子の健やかな成長を願って贈られた兜飾り。息子は既に成人し、我が家の兜飾りは役目を終えています。
人形供養に出す事も考えましたが、自分の手で供養し処分する事にしました。
兜飾りの入っていた箱を処分。
まず 押入れから出しました。
箱が5個です。
中身を出して飾るとはこんな感じです。
右端のの羽織と烏帽子は購入時におまけで付いて来た物で、1年目以降は飾って無いです。ずっと箱に入れたまましまってありました。
外箱と包装紙などを私の住む自治体のごみ分別ルールに沿って分別しました。
プラスチックごみ、雑紙ごみ、段ボール
これらは自治体のごみ出しルールに従ってごみに出します。
兜飾りをごみとして分別してみました
中身を広げて燃えるごみと燃えないごみに分けてみます。
燃えないごみになる物は写真右端の黄色い枠で囲んだ部分、兜本体と兜の角2本、刀の4点でした。
後は燃えるごみで出せます。
弓も金属部分があるのかと思っていましたが、ほとんどプラスチック製でした。グレードが高い品だと金属だったりするんでしょうね。
こうして見ると メインであろう兜以外の方がボリューム有りますね。
燃えないごみの部分が少なくてちょっとほっとしたよ。
なんとなくだけど、燃えないごみを出すのって地球にやさしくないようで嫌なんだ。
兜飾りを自分で供養します
用意する物:白い紙か布・塩(粗塩のような天然に近いもの)
私は110㎝巾のサラシの木綿を150cm手芸店で約1,000円で購入しました。
布の上にまとめて置き、塩を振りかけゆったり包みます。この時にお礼を言うのを忘れない様に。
中身は広げたままでは包めないので重ねて置いてあります。
この状態で1日以上置きます。
これで供養が出来ました。
兜飾りの各パーツをごみとして分別します
燃えるごみと燃えないごみに分けてごみ袋に。燃えるゴミは45Lのごみ袋、燃えないゴミは20Lの袋に入りました。
燃えるごみに出す部分は布に包んだままでごみ袋に入れます。45Lのごみ袋にぎりぎり。木製の台の部分が重くて全部で7.5㎏の重量です。
燃えないごみの方は 私の住む自治体のルールでは中身が見えるようにしておく事になっているので布から出して20Lのごみ袋に入れました。
後は各ごみの指定日にごみ捨て場所に持っていくだけ。
思ったより簡単でした。
この数年心の片隅に引っかかっていた事が一つ片付き 気持ちもスッキリ。
押入れもスッキリ。
お雛様は娘の健やかな成長と幸せな結婚と言う願がかけられているのに対して 男の子のための節句飾りにかけられている願は健やかな成長だけ。我が家のお雛様はまだその役目を終えていないのでもう少し家に居ていただく事にしましたが、その時がきたら今回と同じように自分で供養してあげたいと思います。