2022年7月の初旬、娘と2人で北海道小樽市へ旅行しました。
その時に1泊したのがOMO5小樽by星野リゾート。
あの星野リゾートのホテルなのに料金がそんなに高くないし、2022年1月にオープンしたばかりだから泊まってみたいと思ったんだよね。
私は旅行好きですが、できるだけ費用をかけずに楽しみたい派で、高級ホテルには泊まったことがありません。
でも、いつか星野リゾートのようなリゾートホテルで贅沢な旅をするのにも憧れます。
今回の旅行で憧れに一歩近づけるのか?と期待していたのですが、やはりお金は出さないと望むものは手に入らないのかな…。
この記事は小市民主婦目線でのOMO5小樽by星野リゾート宿泊体験記です。
小樽でホテルを探している人は参考にしてくださいね!
OMO5小樽by星野リゾート 基本情報
星野リゾートOMOって何?
OMO(オモ) は高級リゾートホテルで有名な星野リゾートの展開する都市観光ホテルブランドの名称。
2022年7月現在は全国の主要都市に12施設あります。
都市にありがちな味気ないビジネスホテルより、観光として街歩きを楽しむことを提案するホテルで、従来のリゾート地にある星野リゾートの宿泊施設と比べると比較的低価格。
「星野リゾートのホテルに一度は泊まってみたいけど、敷居が高くて…」という私のような一般庶民でも手の届く価格で泊まれます。
OMOの後に付いている数字(OMO5小樽の場合5)の意味は?
数字はサービスの幅を示していて4つのタイプがあります。
- OMO1:カプセルホテル
- OMO3:ベーシックホテル
- OMO5:ブティックホテル
- OMO7:フルサービスホテル
数字が大きい方が部屋が広く施設もサービスも充実しているという目安になるので、OMOに泊まる計画を立てる時はこの数字の意味を知っておくと便利です。
それにしても、カプセルホテルまであるんですね。
OMO5小樽by星野リゾート アクセス
OMO5小樽by星野リゾートは、JR小樽駅からは徒歩10分程度で、小樽運河に近い場所にあります。
駅の前から運河の方に向かって中央通りをまっすぐ歩き、色内大通りと交わる交差点で右に曲がって少し歩くと見えてきます。
「北のウォール街」と呼ばれ多くの歴史建造物が並ぶエリアで、小樽観光の拠点には丁度良い場所。
〒047-0031 北海道小樽市色内1丁目6-31
OMO5小樽by星野リゾートOMO5小樽by星野リゾート お部屋の様子
ロビー
正面玄関から入ると右手にフロント、正面奥の壁にはホテル近辺の地図がドーンと表示されてます。

Go KINJO MAPと書かれているのですぐにホテルの近所の地図って分かりますね。
ホテルスタッフのおすすめの場所や写真もあって、近所の散策に役立ちます。
この右手にエレベーターホールがありますが、カードキーが無いと入れない仕組み。
エレベーターの横に大浴場の入口があったので、このセキュリティーは安心です。

上の写真は部屋に行くための館内廊下。
突き当りは全面ガラス張りで光が入って明るかったです。
部屋
私達は大人2人での宿泊、一番シンプルなツインのお部屋です。
広めのシングルベッドが2つ、ベッドの間に小物を置けるスペースとお部屋のメインの照明を消すスイッチがありました。
スイッチパネルにはコンセント口とUSBポートが右左に各1個ずつあるので、奪い合いになりません。
嬉しい気配りですね。

ベッドの向かい側にはチェストとソファ、小さなテーブルが配置されてます。
TVは壁に埋め込まれていてスッキリ。

チェストの上にはコップが2つ、電気ケトル、ティッシュ、電話がありました。
その下にはセーフティボックスと冷蔵庫。
冷蔵庫は小さくて、500mlのペットボトルを立てて入れることはできなかったです。
電気ケトルはあったけど、ティーバック類は置いて無かったよ。
部屋でコーヒーを飲みたい人はロビーでドリップ式コーヒーパックを購入する必要があります。
部屋全体としては、シンプルなインテリアで2人でも狭さは感じないのだけど、ベッドの上くらいしかスーツケースを広げられるようなスペースは無いです。
チェックインした時にフロントの方から「館内は無料Wi-Fiが使えますが、部屋によってはWi-Fiが繋がりにくいので無料でルーターを貸し出しています」と言われ、借りることにしました。
Wi-Fiの接続に使う暗号キーはルーターの背面に小さな字で書かれたものを読まなきゃいけなくて、老眼には優しくない。
小さな不満です。
洗面・シャワー・トイレ
洗面所とシャワーブースはトイレとは別になっています。

洗面代の上にはドライヤー、コップが2つ、ハンドソープと消毒用アルコールのボトル。
透明のコップには「1」「2」と番号が書かれていて、どっちが自分の使ったものか分かりやすい。
こういう小さな気遣い、好きです♪
洗面台下にはバスタオルとフェイスタオルが各2枚、足拭き用のマットが1枚。
シャワーブースにはバスタブは無く、シャワーだけです。
シャンプー・コンディショナー・ボディーソープはボトルで揃っています。
どこのブランドのかな?って見てみると「星野リゾート」と書かれてました。
うん、きっと高級に違いないと勝手に思い込むことにします。
歯ブラシなどのアメニティー類は、フロント横か1階エレベーター横に置いてあるものをセルフで持ってきます。
女性に必要なスキンケア用品はロビーで小さなセットを有料で売ってました。
部屋着もレンタルで有料だったよ。
何もかも揃っていると期待してたからがっかりしちゃった。
私は部屋のシャワーで済ませましたが、大浴場に行った娘の話では大浴場と言うほどの広さでは無かったそうです。
脱衣所のロッカーは12くらいあったのに、身体を洗うスペースは4か所だけだったよ。
これにもがっかりだったね。
OMO5小樽by星野リゾート 朝食
朝食はスペイン風料理のビュッフェスタイル。
宿泊した建物に隣接した旧商工会議所をリノベーションした建物の中のレストランでいただきます。
この建物の中が、重厚感があって素敵。

上の写真はレストランへ行く途中にあった階段です。
石の手すりが何とも良いレトロ感を出していますよね。
レストランの中も天井が高くて、雰囲気のある素敵な空間でした。
それよりも、お料理のメニューの数々が綺麗で、テンション上がります。

ホテルのHPには「スパニッシュな朝食」と書かれていましたが、和食メニューもありました。
意地悪な言い方をするとディスプレイやお料理の盛り付けも、インスタ映えを狙っているとしか思えない。
でも、今回は娘との「女子旅」♪
こういうのが嬉しかったりします。
2人できゃいきゃい言いながらお腹いっぱい食べました。
見栄えだけじゃなく、お味もとても美味しかったです。
部屋には不満があった私達ですが、これで少し機嫌がよくなりました。

OMO5小樽by星野リゾートには宿泊者特典がある
OMO5小樽by星野リゾートの特徴のひとつにホテルの提案するアクティビティがあります。
その土地でしか味わえない特徴のあるアクティビティで、OMO5小樽by星野リゾートの場合だと、小樽運河ビアクルージング・小樽ご近所ビアミーティング・小樽運河ワインクルージング等々。
要予約だったり有料だったりするのですが、どれも楽しそうで、時間と予算に余裕があったら参加してみたくなるプランばかりです。
そのアクティビティの1つに LeTAO(ルタオ)×OMOコラボスイーツ「目覚めのフロマージュパルフェ」というのがありました。
ルタオは小樽を代表する洋菓子店。
小樽にルタオは本店の他数店舗ありますが、このパフェが食べられるのはルタオパトスという店舗だけ。
ルタオパトスはOMO5小樽by星野リゾートからは歩いて10分程度、小樽観光のメインになる境町通り沿いにあります。
予約不要で、ホテルのフロントでもらえる招待状をルタオパトスへ持っていけば「目覚めのフロマージュパルフェ」がオーダーできます。
もちろん有料ですが、OMO5小樽by星野リゾートに泊まった人しか食べられないのです。

この映え具合!
めちゃ美味しそうです!
フロントで招待状を出すと、宿泊者特典として一般のお客様とは別のスペースに案内してもらえました。
窓際の静かな席に案内されちょっとした優越感を味わえます。
ルタオでは他に食べたいメニューもあったのですが、あえて「目覚めのフロマージュパルフェ」をオーダー。
フロマージュ風味の生クリーム・ハスカップのジェラート・フレッシュフルーツ・ナタデココ・グラノーラ・他、構成している食材の1つ1つが美味しいし、それらのハーモニーも最高!
この美味しさのおかげで今までホテルに感じた不満の数々が吹き飛んだよ。
目覚めの…と言うネーミングですが、オーダーできる時間はお昼頃までだったと思います。
朝食をホテルのビュッフェでたっぷり食べていた私達は、このパフェが昼食になりました。
OMO5小樽by星野リゾート宿泊記まとめ
憧れの星野グループのホテル、OMO5小樽by星野リゾートに泊まってみた正直な感想は「がっかり」でした。
価格の割にはビジネスホテルと変わらない感じ、これならもっと安く泊まれるホテルはいくらでもあるのでは?とも思います。
でも、お料理は美味しかった!
これはディナーもホテルで食べるべきだったかなとも思います。
それに宿泊者特典のLeTAO(ルタオ)×OMOコラボスイーツ「目覚めのフロマージュパルフェ」は、このためだけにOMO5小樽by星野リゾートに泊まって良かったと思えるぐらいに美味しかったです。
きっと他のアクティビティに参加して、OMOでしか味わえない体験をもっと味わえたら泊まる価値が感じられるんでしょうね。
やっぱり星野グループは、安く旅行を楽しみたい私のような庶民よりは、時間と予算に余裕があるリッチな人の泊まるホテルだと自分の中で結論付けました。
いつか悠々自適に生活できるようになったら、全国の星野リゾートを巡ってみたいという夢は消えてませんけどね。(笑)
OMO5小樽by星野リゾート