こんにちは。
アラフィフ主婦のとらこです。
老後に向けて身の回りの不要な物を片付けてシンプルに暮らしたいと思っています。
20年以上前、主婦の趣味としてちょっとしたブームになったトールペイント。
アラフィフ以上の世代なら昔少しやってみたことあるって方もいるのではないでしょうか?
玄関先に飾ってあるウェルカムボードは今でも時々見かけます。
家の中にも昔趣味で描いたトールペイントの作品ありませんか?
自宅にある古くなったトールペイント作品、捨てるのは惜しいからメルカリで売ろうかな、と思っている人はちょっと待ってください!
トールペイントの作品は自分で描いたものでもメルカリで売っちゃダメなの?
実は私、トールペイントの講師資格をとり、自宅教室で生徒さんにもトールペイントを教えていました。
10年以上とっぷりとトールにはまり、オリジナルも含めたくさんの作品を描きました。
まだ手元に残っているトールペイントの作品、半分以上処分したけど残りもそろそろ処分したいな。
この記事では、トールペイント作品の正しい処分方法を紹介します。
不要になったトールペイント作品はメルカリに出してもOK?
自分でデザインしたもの以外は販売NGです。
トールペイントはトールペイントの作家さんがデザインした図案を写し、塗り絵のように決められた場所に決められた色を塗って作品に仕上げます。
デザインの著作権は元の図案を描いた作家さんにあります。
作家さんの描いた図案をもとに個人で作品を描くところまでは許されますが、描き上がった作品を販売することは著作権を侵害します。
トールペイントの教室で、講師からもらった図案に自分で色を変える等アレンジをしたとしてもそれは自分のオリジナル作品とは言えません。
ですから、メルカリなどのオークションサイト、フリーマーケットでの販売もNGです。
ただし、すべて自分でデザイン、製作した作品は自分の判断で販売できます。
不要になったトールペイント作品は人に譲っても良い?
せっかく描いたものだし、捨てるのはもったいない。
人に譲ることも頭に浮かびますね。
もらってくれる人がいれば無償で譲るのは大丈夫です。
人に譲るときは、いらなくなった時に安易にメルカリなどで販売しないように、一言添えるよう気をつけましょう。
トールペイント作品の処分方法は?
販売できないトールペイント作品の処分方法は
- 人に譲る
- ごみとして処分
の2通りになります。
①人に譲る
家族や友人・知人のお宅に飾ってもらえるのなら描いた本人としても嬉しいですよね。
小さな作品をトイレに飾りたいという人は結構います。
(なぜかトイレ。笑。)
トールペイントの作品は可愛らしいデザインのものも多いので、介護施設などの施設に寄付しても喜ばれます。
私も昔の作品を知人の経営する介護施設に何点か飾ってもらってます。
②ごみとして処分
人から譲られたトールペイント作品の処分に困っている方もいると思います。
基本的にトールペイントは、木製の板にアクリル絵の具やオイル絵の具で描かれています。
表面をアクリル絵の具やニスで覆ってしまった作品は元の素材が分かりにくいかもしれません。
作品を裏返すとどんな素材に描かれているか分かる場合もあります。
例えばこちらの作品。(※私自身がデザインしたオリジナル作品です。)
裏返すと下の写真のように全面に色が塗ってあり、一見何に描かれているのか分かりません。
下の写真は別の作品です。
裏面に色を塗っていないので、そのままの素材、木製だと分かります。
トールペイント作品のほとんどのものは木製のプレートに描かれています。
木製品なので可燃ごみです。
トールペイントの作品の多くは木製ですが、中には金属の上に描かれたものもあります。
トールペイントは元々ブリキ製の缶などにペイントしたことから始まったとも言われているからです。
下の写真は金属製のプランターカバーにアクリル絵の具で描いたもの。
金属製のもの(叩いたりすると音で分かりますよね?)は不燃ごみです。
※各自治体のごみ分別ルールに従って下さい。
トールペイントブームの頃はアクリル絵の具の使用がメインでしたが、その後 布・ガラスなど他の素材にも描ける絵の具が開発され、トールペイントの幅も広がりました。
いずれにしても、ごみとして処分する時は、描かれている元の素材に従って分別をしてくださいね。
トールペイント作品は自分のオリジナル作品以外は、フリマやオークションサイトでの販売はNG。
処分方法は2通り
①人に譲る
②ごみとして処分
ごみとして処分する時は描かれている素材を確認して捨てます。