ジブリパークがオープンして注目を集めている愛知県長久手市のおとなりの豊田市に、地元では有名な日帰り温泉があります。
猿投山(さなげやま)という山の中にあって、効能がある天然温泉として知られている猿投温泉『金泉の湯』。
ジブリパークから近いので、歩き疲れた身体をいたわるために日帰り温泉に寄りたい人にはぴったり。
地元民が天然温泉成分でじんわりと身体を温めたい!と言う時はここなのです。
先日、夫と2人して身体の節々が痛むので、ジブリパークとは関係なく日帰り温泉『金泉の湯』に行ってきました。
ジブリパークの帰りに寄りたい人にも、温泉が気になる人にも猿投温泉『金泉の湯』がどんなところだったかをお伝えします。
猿投温泉の日帰り温泉『金泉の湯』の基本情報
ラドン温泉
猿投温泉は療養効果の高い天然ラドン(ラジウム)温泉。
ラドン泉に含まれる自然放射線は人体に害はなく、「細胞の活性化」「自然治癒力の促進」「新陳代謝の亢進」「免疫力の向上」など」全身の細胞に働きかけます。
猿投温泉は『医者がすすめる奇跡の温泉』にも選ばれていて、飲泉許可が出ているので飲むこともできます。
猿投温泉『金泉の湯』では専用の容器を買えば5ℓまで飲用原泉水を持ち帰れます。
猿投温泉『金泉の湯』場所と行き方
猿投温泉『金泉の湯』は『ホテル金泉閣』の敷地内の別の建物にあります。

住所:愛知高原国定公園内豊田市加納町馬道通21
アクセス:
公共交通機関利用の場合
・名鉄豊田新線 浄水駅下車 無料巡回バスで20分
・名古屋市営地下鉄「藤が丘駅」下車 無料巡回バスで50分
自動車で行く場合
・猿投グリーンロード「加納IC」下車5分
猿投温泉『金泉の湯』にジブリパークの帰りに寄るには
ジブリパークから公共交通機関利用で寄る
ホテル金泉閣に宿泊する人は、ジブリパークとの間に送迎バスが出ています。
「送迎バスを利用すれば日帰り温泉の利用もできるのでは?」と思ったのですが、バスの時刻表を確認すると、17:15のジブリパーク発の後、帰りの便が翌朝になっています。
これに乗ってしまうと、ホテル周辺には路線バスも無いので、帰りはタクシーで最寄り駅まで行くしかなさそう。
日帰り温泉利用の場合、早めの時間帯なら藤が丘駅からの無料巡回バスが利用できます。
(藤が丘駅へ行くにはジブリパークからは愛・地球博記念公園駅からリニモに乗って13分ほど。)
でも、帰りの猿投温泉発の便は16:00発なことを考えると、藤が丘駅を11:10発に乗らないと温泉でゆっくりできませんね。

上の時刻表は2022年11月現在のものです。この先バスの便が増えることを願います。
公共交通機関利用でジブリパークの後に猿投温泉に寄るのなら、
片道はタクシー利用を考えた方が良いね。
**ジブリパークの最寄り駅は『愛・地球博記念公園駅』**
ジブリパークは愛・地球博記念公園の敷地内にあります。
愛・地球博記念公園は、2005年に開催された愛知万博(愛・地球博)が開催された長久手会場の跡地で、愛知最大級の公園。
万博開催時のマスコットキャラクター「モリゾー&キッコロ」にちなんでモリコロパークとも呼ばれます。
愛・地球博記念公園=モリコロパークで、ジブリパークはその中にあるってことです。
ちょっとややこしいですね。
ジブリパークから車で寄る
自動車の場合、ジブリパークから猿投温泉までは、有料道路(猿投グリーンロード)を使って約15分。
ジブリパークから猿投温泉まで有料道路を使わずに下道で行くと約30分かかり、有料道路と比べると随分遠回りをする感じ。
猿投グリーンロードの通行料は普通車で110円(2022年11月現在)と高額では無いので、こちらを利用した方が早くて快適です。
猿投温泉『金泉の湯』の駐車場
猿投温泉『金泉の湯』の無料駐車場は200台分あります。
山道を登っていくと初めに見えるのはホテル金泉閣の宿泊者用の駐車場。
ホテル金泉閣の前を通り過ぎ、赤い橋を右折すると日帰り温泉用の駐車場があります。
入口は細い坂道で急カーブになっているし、歩行者が多く対向車も降りてくるので運転は要注意です。
猿投温泉『金泉の湯』日帰り温泉の営業時間と料金
営業時間
月~金:9:30~23:00
土日祝日:8:00~23:00
最終受付は22:30
料金
大人(中学生以上):1,500円
小人(3才~小学生):300円
幼児(3歳未満):0円

猿投温泉『金泉の湯』は手ぶらで行ける
猿投温泉『金泉の湯』ではフロントでバスタオルとフェイスタオルを貸してくれるので、手ぶらで行っても大丈夫です。
洗い場にはシャンプー・コンディショナー・ボディソープもありました。
ボトルは使い込まれているようで、表面の商品名などがかすれていましたが、KOSEのロゴがなんとか読み取れました。
女性用の洗面所にはKOSEのクレンジング・化粧水・乳液と、ドライヤーも置いてありました。
クレンジングが置いてあるの、ポイント高いですね!
猿投温泉『金泉の湯』に実際に入ってきました。
猿投温泉『金泉の湯』に到着したのは日曜日の午後3時30分。
一見したところ駐車場はかなり埋まってましたが、奥の方は数台分空いてました。
玄関の靴箱に靴を入れ、カギをフロントに預けて脱衣所ロッカーのカギとタオルセットをもらいます。
渡された脱衣所ロッカーのカギにはロッカーの番号が記されていて、その番号のロッカーを使います。
脱衣所はそれほど混んでいなかったのですが、お風呂の扉を開けると、15くらいある洗い場の席が半分以上埋まってました。
大きめの浴槽に先客が5名ほど。
浴場内の壁は大きな岩で、薄暗い洞窟のような雰囲気で落ち着きます。
お湯は透明でサラッとした手触り。
入った瞬間にジワ~っと浸みる感覚はありませんが、後からゆっくり身体が温まってきます。
蒸気にもラドン成分が含まれているらしいので、深呼吸。
身体が温まってきたところで露天風呂へ行くことにします。
2階に上るくらいの階段を登り、露天風呂の扉を開けた瞬間目に入ってきたのは、ほぼ満員状態の小さめの浴槽。
先客が11人で、私が入って満員になりました。
露天風呂は内湯よりぬるめで、長湯しちゃうから回転率が悪いのでしょうね。
内湯へ戻ると人が増えていて、脱衣所も来た時より混んでいます。
時計を見ると4時少し過ぎたくらいで、これからがピークタイムのようです。
静かにゆっくりしたい人は早めの時間に入った方が良さそうですね。
お湯から上がった後も身体はぽかぽか温かいまま、翌日になって身体の痛みが軽くなっていることに気がつきました。
身体の芯をゆ~っくり温めてくれた感じがしたよ。
猿投温泉:温泉以外に何かある?
猿投温泉『金泉の湯』には食堂があり、BBQもできる
猿投温泉『金泉の湯』の同じ建物内に『飲食食堂』(おんじきしょくどう)という食堂があります。
和食がメインで、すべてのお料理に天然ラドン泉を使っていて、身体に良さそう。
アルコールもあるので許されるのならお風呂上がりの一杯も良いですね。
敷地内にはバーベキュースペースもあります。
BBQプランは事前予約が必要で、天然温泉入りたい放題付き。
飲み物だけ持っていけば、後は手ぶらでOK。温泉とBBQの組み合わせはリフレッシュしたい休日に良いですね!
猿投温泉『金泉の湯』の売店と無料休憩所
猿投温泉『金泉の湯』の玄関から入ってすぐに小さな売店があります。
ジブリグッズや地元のお土産、地元の農産品とペットボトルに入った『金泉の水』もこちらで買えます。
同じフロアに無料休憩所があり、多くの人がお風呂上がりの待ち合わせに使っていました。
猿投温泉『金泉の湯』で湯上りに散歩を楽しめる
猿投温泉『金泉の湯』はホテル金泉閣の敷地内にあります。
金泉の湯からホテルの方へ戻り、ホテルの前の川沿いの道を山奥の方へ歩いて行くと、数分で不道明社と鈴ヶ滝のあるパワースポットへ着きます。

道中には和傘や赤い毛氈の敷かれた椅子が置いてあり、しっとりとした雰囲気。
紅葉シーズン、桜のシーズンにもカメラを持って訪れたい場所です。

猿投温泉『金泉の湯』にお安く入る方法
猿投温泉『金泉の湯』の入泉料は大人1人1,500円ですが、お値打ちに入泉できる方法があります。
- あったかの里会員になる
- ジブリパークの半券を提示する
- アソビュー!で前売り券を買う
あったかの里会員になる
あったかの里会員は入会金100円で1年間有効のポイントカードが作れます。
ポイントを貯めて入泉招待券などの商品と交換できる上に、『金泉の湯』の入泉料が割引になります。
16時までは300円引き、16時からは500円引きと、1,000~1,200円で入泉できることになります。
何度も通いたい人は検討したいですね。
ジブリパークの半券を提示する
猿投温泉『金泉の湯』のフロントでジブリパークの半券を提示すると入泉料が200円引きの1,300円になります。
ただし、こちらは当日のみ有効で期間限定です。行く前に公式HPで確認してください。
アソビュー!で前売り券を買う
猿投温泉『金泉の湯』の前売り券を『アソビュー!』で購入すると、入泉料が200円引きの1,300円になります。
アソビュー!は日本全国の遊びを便利でお得に予約できるサービスサイト。
無料で会員登録をするだけで9,600以上の施設の予約ができたり割引が受けられ、新規会員登録では5%割引のクーポンももらえます。
他のレジャー施設でも割引を受けられるので使えば使うほどお得になります。
これからのお出かけを楽しくしてくれますね!