アラフィフ世代の女性の中にはかつてカツマーだった人、多いのではないでしょうか?
経済評論家の勝間和代さんに憧れ、彼女のようになりたいと成功を夢見たカツマー、私もその一人でした。
努力すれば報われると信じて彼女の著書を何冊も読みました。
勝間さんのようになりたくて頑張ってみたけど次第に疲れていき、精神科医香山リカさんの著書『しがみつかない生き方』の「勝間和代を目指さない」というフレーズに共感した人、私だけじゃないはず。
この数年はそんな事も忘れてましたが、久しぶりに勝間氏の著書に触れ、やはり彼女は素晴らしいと思いました。
かつてカツマーだったアラフィフの皆さん、もちろん若い人にも
勝間和代著『圧倒的に自由が手に入る!勝間式ネオ・ライフハック100』
読んで欲しいおすすめの1冊です。
圧倒的に自由が手に入る!勝間式ネオ・ライフハック100
ライフハックとは 仕事術、生活の知恵とか裏技と言ったニュアンスの言葉です。
ネオは新しいと言う意味。
タイトルのネオ・ライフハックとは、日本語に直してみたら「新しい生活術」ってところでしょうか。
コロナ禍の新しい生活への変化にも対応できるような、勝間さんの生活の知恵や経験から得た情報などが100項目紹介されています。
1項目の分量が3ページ~4ページと短いので、読みたい時に好きなところから少しずつ読み進められる構造。
大まかな内容を目次より引用しました。
Capter1 問題解決・目標達成ハック!〈自分一人でがんばるな。環境と仕組みに注力しよう〉
Capter2 時間管理ハック!〈快適な自由時間はいくらでも生み出せる〉
Capter3 インプット・アウトプットハック!〈情報を正しく取捨選択しよう〉
Capter4 お金ハック!〈一歩踏み出すだけで、ラクラク貯まる〉
Capter5 思考法ハック!〈考え方を変えれば、どんどん幸せになれる〉
Capter6 人間関係ハック!〈良好な人間関係が人生を楽しくする〉
Capter7 片付け・料理ハック!〈ロジカル家事で生活を豊かにしよう〉
Capter8 ヘルスハック!〈健康管理こそ未来への最大の投資〉
圧倒的に自由で快適な未来が手に入る!勝間式ネオ・ライフハック100
生活全般にわたっての役に立つ情報や裏技的な事が描かれています。
私は電子書籍で読みましたが、何度もパラパラ読み返したくなるので紙の本で買いなおそうと思ってます。
かつてカツマーだった私が勝間さんから学んだこと
数年ぶりに再会した旧友?
この本を見つけた時、数年ぶりに旧友に再会したような気持になりました。
ーあら 勝間さん、お元気でした?
もちろん、私は勝間さんと直接お会いした事はありません。勝間さんが私の事を知っているはずもなく、本当に一方的な感情です。
ーまぁ、勝間さん相変わらずね。でも歳のせい?ちょっと性格が丸くなられたわね。
懐かしいような気持ちで読み始めて、「やっぱりすごい。文章がとってもわかりやすい!」と思ったのです。
数年前の私が彼女の著書を何冊も読めたのは このわかりやすい文章のせいでもあったんですね。
忘れられない1冊《お金は銀行に預けるな》
私が勝間和代さんの著書で初めて読んだのは『お金は銀行に預けるな』でした。
この2007年発行の『お金は銀行に預けるな』を読んだことで 自分の世間知らずっぷりを痛感。
14年前この本に出会って金融商品をもっと知りたいと思い、投資をはじめました。
他の勝間さんの著書で彼女のお勧め本『七つの習慣』を知って自己啓発本にはまりました。
英語も隙間時間で身につけられたらと、移動中や時間のある時に聞き流すようになった。これも彼女の影響。
おかげで私の英語はペラペラ話せないまでも、ヒアリング能力は確実に上がってます。
私が十数年前に勝間さんから受けた影響は 普段意識する事も無くなっていたけれど、今もまだ継続中です。
良いと思ったことはやってみると未来が変わっていく
『圧倒的に自由で快適な未来が手に入る!勝間式ネオ・ライフハック100』は勝間さんがかつての著書で紹介していた事も書かれています。
かつてのカツマーには復習になり、それを継続している自分を褒めたくなったりもします。
コロナの影響で生活が変わってしまった今に即した情報もあり、100あるライフハックのうちのどれか数項目は実践できそうです。
中には
ーやっぱり それは勝間さん、あなたのような著名人だから…
という項目もありますけどね。
この本の中で 小さな事でも何か一つでも実行できそうなことが有れば実行してみましょう。
今からやり初めて習慣になってしまえば それが積もり積もって未来を明るくしてくれそうです。
私は Capter7 片付け・料理ハックの章で 持っているものに高い評価をかんじてしまう「保有効果」という心理現象を知り、半年間ぐずぐずと処分を迷ってた喪服の処分を決断できました。

喪服の処分を決断するきっかけを作ってくれただけでも この本を読んで良かったよ。
かつてカツマーだった世代の人には復習&新しい生活術の参考になります。
若い人はこの本の中の何か一つでもできそうな事を実践し、習慣化すると未来の自分に感謝されます。